解体工事の際に初めに行うのが現地調査、下見の作業になります。現地調査で注意する項目やポイントを一緒に確認しましょう。敷地や建物の図面や資料があるとスムーズに話が進むので用意しておくといいです。確認時間は30分~1時間が目安になります。
・現地調査の目的
現地調査の目的は解体する物件の状態や周辺状況を明らかにすることです。正確な見積り金額を出すために、どの範囲での作業になるのかどんな作業で重機が必要になるのか確認します。合わせて解体工事に伴うリスクやトラブルを事前に洗い出す目的もあります。まれに現地調査を行わない業者がいます。トラブルを避けるために必ず行いましょう。
・現地調査で確認する項目
1.周辺道路の確認
周辺道路の調査を行い重機の搬入、搬出が可能なのか、解体を行う際どの重機を利用するか検討します。道路の交通状況や人通りによっては作業のやり方や人員増員の変更につながります。見積金額にかかわってきますので細かく確認します。
2.敷地のスペースや隣家との境界の確認
敷地にトラックや重機を置けるか判断します。隣家との境界を確認します。境界線上にあるブロック塀など共有物なのか隣家の所有物なのか確認しトラブルにつながらないようにします。
3.建物の状況
建物の構造、高さ、面積、水道管ガス管の位置、屋根や外壁の素材(アスベスト)の確認をします。見積金額が大きく変わる為これらの調査は必要です。またアスベストは健康リスクや費用拡大につながる可能性があるので慎重に調査を行います。
4.付帯物の確認
ベランダ、塀やフェンス、ウッドデッキ、倉庫など追加で解体する箇所の確認をします。追加する範囲や危険度、除去する廃材によって見積金額が大きく変わりますので事前に確認します。
5.残置物の確認
残置物とは建物内に残された物(家具や家電)の事です。残置物の有無や数の確認をします。
・現地調査には必ず立ち会うようにしましょう。業者との認識のズレをなくし丁寧な対応をしてくれるのかコミュニケーションは取りやすいのか直接会い判断しましょう。
・複数の業者に見積依頼をしましょう。ほとんどの業者が現地調査、見積作成まで無料で行います(すべての業者では無いため確認要)。適正な価格なのか判断しやすくなります。
現地調査はすべて見積金額に直結します。細かなところまで一緒に確認し後悔のない解体工事になると気持ちがよいですね。
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