お家の上にあるので、普段から全体を確認するのは難しいですが、腐食や破損してしまうと水漏れ(雨漏り)
落下破損の危険に繋がります。大事にならないように定期的な点検を行いましょう。
屋根の安全点検
屋根は基本的に3種類の作りになっております。
それぞれ確認事項が違うので当てはまるものを確認してください。
(赤文字は屋根上で確認するものです。)
スレート屋根 | 金属屋根 | 瓦屋根 |
・変色・日焼けしてないか
・コケやカビが生えてないか ・割れやひび割れがないか ・屋根材が変形していないか ・繋ぎの金属が錆びていないか ・水がちゃんと弾けるか |
・錆びつきがないか
・変形(凹みや浮き上がり)がないか ・ゴミ等が蓄積されてないか ・ビスの緩みがないか ・シリコン等コーキングの劣化がないか ・水溜まりはないか |
・変色はないか
・破損や割れがないか ・歪みやずれがないか ・漆喰は劣化してないか ・水切り用の板金は錆びてないか
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紫外線や雨風での影響で劣化はしてしまうものだと考えた方が良いです。
環境条件で異なりますが、10~15年で何かしらの処置を行う事をお勧めします。
点検は実際、表の赤文字が多い様に登って確認する事が多いです。
安全に屋根に登れるのなら良いですが、大変危険なので専門家に確認してもらう方が安心です。
屋上の安全点検
屋上は洗濯や団欒等生活の中で普段から利用することが多いので異常を発見する事は容易ですが
確認する事が多いので、忘れずにしっかりと普段から確認しましょう。
・コケや藻が生えてないか
・ひび割れしてないか ・フェンスの錆び付き、ビスや金具に緩みがないか ・排水溝にゴミが溜まってないか ・塗装剤が剝がれてないか ・防水層が浮いてないか ・水の流れは問題ないか(水溜りができてないか) ・床面が浮き上がりがないか |
屋上は雨が溜まり水漏れが発生する事が多いです。
容易に考えずに、普段からしっかりと確認し、問題が確認できた場合は
早急な対応をしましょう。
屋上や屋根は日差し・雨から家を守ってくれる大切な要です。
自分の家は大丈夫と思いこまず定期的な点検を行いましょう。
実際修繕となると、一般的に何十万~何百万、それ以上かかってしまう事もありますが
各都道府県や各市町村で補助金が出たり、火災保険で賄える事もありますので、早め早めの
行動をお勧めいたします。
もうすぐ冬になり万が一関東でも大雪になって屋根の崩落や雪解けによる水漏れなどが起きないよう
まずは、安全点検からお願いいたします。
依頼先でお困りでしたら空き家総合相談所までご連絡ください。