建物の壁や塀などはむき出しのままなので長く使用していると劣化が進んでいきます。
水漏れや破損など放っておくと大きな被害にもなりますので、しっかりと安全確認を
おこなってください。
①ひび割れはないか?
外壁に亀裂(クラック)があると、大雨などの場合水が部屋の中に侵入し水漏れやカビなどで室内の腐食が発生してしまうかもしれません。又、気密性も悪くなるのでひび割れした周辺が取れてしまう恐れもあります。ゲリラ豪雨や大型の台風などで壁に打ち付けるような雨の時に大事にならないよう一度外壁全体を見て回っておくと安心です。
②タイル浮きがないか
・タイルがほかの場所より飛び出て見える
・タイルの目地が剝がれてくる
・タイルを押すと動く
・タイルにひびが入っている
この様な状態はタイルが落ちてくる恐れがあり危険です。
タイル浮き目視では見えない所で発生している可能性もあります。
専用工具で音を確認したり赤外線で調べたりもします。
③ブロック塀の傾き
地震や雨などで地盤が緩み全体的に傾いてしまうことがあります。
最初の内は見た目では解りずらく徐々に大きく傾き最終的には崩落する事も。
近年、地震の影響で学校のブロック塀が崩落し幼い被害者が出てしまう悲しい事故も
ありました。
水平器などで半年くらいを目途に定期的に確認をするか、現在の位置に目印を付けておく等の
対策をして下さい。
お家も我々と同じで、不健康になってしまう事があります。
早いうちに悪い所を見つけ処置すれば良いですが、発見するのが遅くなると大きなことになり
頭を抱えてしまうかもしれませんので、しっかりと安全確認を行ってください。
お客様で点検が難しい方は、専門の業者さんにお願いしましょう。
我々、空き家総合相談所では細かい点検はもちろんドローンを使って高い所もしっかりと確認できます。
我が家を放っておく事が無いように、皆さんよろしくお願いします。