今回はキッチン・流し(台所)の安全点検になります。
冷蔵庫や棚など大きな物があり包丁やお皿・コップなどの割れ物
食洗器や洗い場の水回り・ガスコンロといろいろなものがあり
水漏れ・火災・破損といった事が起こってもおかしくない場所なので
こちらも定期的な点検は大切になります。
①冷蔵庫
・冷蔵庫下部にある固定足が固定されてるか。
冷蔵庫には下部左右につまみがついた固定足がありこれを固定することで
冷蔵庫の揺れを抑えてくれます。
(固定足はカバーなどがついて見えない場所にある事もありますので見つからないときは
冷蔵庫の取り扱い説明書を確認してください。)
・冷蔵庫の上に物を置きすぎていないか。
冷蔵庫の上はスペースがあり物を置いたり電子レンジなどを置いたりもしますが
大きな地震で落ちてきてしまう事がありますのでなるべくは置かない事をお勧めします。
どうしても置く場合は滑り止めや落下防止の措置をするようにしてください。
②食器棚・吊戸棚
扉や引き出し棚板が変形していたり、がたつきがないか。
地震で落下するのもですが、歪んでいるまま使用していると突然落ちてくることもあり危険です。
③シンク・カウンター
シンクやカウンターにヒビや欠けがあるか
触れて裂傷してしまったりひび割れが進行すると水漏れしてしまう。
発見した場合は早期に処置をしましょう。
④水栓金具
蛇口が固くなりスムーズに動かなくなったり、配管の接合部が錆びてないか。
最初は触ると濡れてるくらいですがその後は蛇口の水漏れは床などに溜まっていき床の腐食にも繋がります。
⑤食器洗い乾燥機
給排水口や周辺に水漏れしている所はないか。
10年前後使用すると経年劣化していく事があります。
食器洗い乾燥機は電化製品なので、水漏れ・漏電・発火の恐れがあります。メーカーへの修理又は買換えを様子をみてご検討してください。
⑥ガスコンロ
着火時のガス臭さや燃焼時に異臭・異常な燃焼がないか。
ガス栓やチューブも劣化していきます。
大きな地震でガス漏れ・火災になってしまいますので、違和感を感じたら
ガス会社に直ちに連絡してください。
ガス警報器があるからと安心してはいけません。警報機も誤検知・誤作動することもあります。
他にも家電製品(レンジ・炊飯器)や換気扇などキッチンには様々な物があります。
毎日使ってる物だからこそしっかりと問題ないか確認しましょう。